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理論志向現場主義で未来の教育・学習環境を科学する

教育・学習における問題を発見し,問題解決のための新たな学習方法や情報システムの開発,AI・IoT 等の技術を活用した新たな教育・学習環境のデザイン・構築に関する研究テーマに取り組んでいます.

当研究室の教員が筆頭著者の論文が情報処理学会論文誌に採択されました!

情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE)に、当研究室の教員が筆頭著者の論文が採択され、2025年10月24日に情報処理学会の電子図書館「情報学広場」に公開されました。

 

本論文は、MS-Office操作スキル(MS-Office上で意図する操作や作業を正しく実行できる能力)の測定を目的としたコンピュータ適応型テスト(CAT)システムについて述べた論文になります。本研究で開発したCATシステムでは、MS-Officeに関する知識ではなく、PC上で実際にMS-Officeを操作し、問題文の指示どおりにMS-Officeを操作できたかを問う問題を採用しており、制限時間の短縮による能力値の推定精度の低下を抑制できるように、PC操作の苦手意識等を考慮して能力パラメータの初期値を動的に変更できる点に特徴があります。

 

論文は以下からダウンロードできますので、論文の詳細は論文をご確認ください。

 

https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/records/2004846

 

高木正則,瀬戸山光宏:MS-Office操作スキル測定用コンピュータ適応型テストシステムの開発と評価,情報処理学会論文誌「教育とコンピュータ」(TCE),Vol.11,No.3,pp.1-12,2025.10

TCE

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